骨粗鬆症とは
骨が弱くなり、骨折の危険がある状態
日本での診断基準は、骨密度測定値の値が
「骨が弱くなったことによる骨折がある場合」
若年成人平均値(YAM)の80%未満
「骨が弱くなったことによる骨折がない場合」
若年成人平均値(YAM)の70%未満
参考資料
「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」
編集
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会
(日本骨粗鬆症学会 日本骨代謝学会 骨粗鬆症財団)
以下、一部抜粋
骨粗鬆症とは
WHO(世界保健機関)では、
「骨粗鬆症とは、低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、
骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患である」と定義している。
このようにWHOは、骨粗鬆症は疾患であり、骨折を生じるにいたる病的過程であり、
骨折は結果として生じる合併症の一つであるとした。
日本での骨粗鬆症の診断基準は、骨密度測定値の値が、
脆弱性骨折のある例では骨密度が若年成人平均値(YAM)の80%未満
脆弱性骨折のない例ではYAMの70%未満を骨粗鬆症とする診断基準を設定した。
【まとめ】骨粗鬆症は骨折危険性が増大した状態である。
薬物治療開始基準は原発性骨粗鬆症の診断基準と整合している。
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